Carat’3アンケートQ&A回答(観覧参加者向け)

Carat’3アンケートQ&A回答(観覧参加者向け)

2024年3月9日(土)の17時を持ちまして閉幕となりました展示即売会『Carat’3』における『観覧参加者』の方から頂いたアンケートにお答えするカタチで、Q&A形式にて回答を掲載しています。アンケートにご参加頂いた方は総勢47名の方でした。

尚、頂いたアンケート内容を一部改変して掲載しており、どなたか特定されないようにしております。予めご了承ください。又、アンケートにお答え頂いた内容全てを掲載するものではなく、あくまで運営サイドから回答が必要と思われたもののみ掲載しております。こちらも併せてご了承ください。

Q:ホームページが非常に見辛い!目的の情報に辿り着けない!

A:こちらの問題はCarat’1の頃に某UIデザイナーからもご指摘頂きましたが、その後そのまま放置しておりました。運営サイドもあくまで個人で運営をしている為、なかなかまとまった時間を取り辛い状況が続いたことから、皆さまにはご不便をお掛けしてしまいました。他所を参考になるべく早い段階で見やすいよう工夫をしてみますので、しばしお時間をください!

Q:カメ子さんが沢山いて見辛かった!

A:フィギュアの展示会や展覧会ではカメラで写真を撮ることを目的としている方も多くいます。これは年に2回開催のWFやメーカーさん主催の催しでもよく見られることです。必ずしもカメラ無しで観覧参加される方が優先と言うわけでもない為、少し時間をズラしてまた観に行くなどして頂ければと思います。

Q:仲が良いグループ同士の贔屓が目立っていると思う…。

A:Caratも今回で3回目ですので、ある程度はまとまったグループ形成されるのは致し方ないことだと思っていますが、観覧参加者さんが感じる『贔屓(ひいき)感』と言うのも否めないかと思います。例えばSNSなどで有名になったフィニッシャーさんや人気の原型師さんなど、そこに1つの塊(かたまり)があるのもそれはそれで1つのColor(カラー)と感じています。あくまで運営サイドとして特定の人物を『贔屓(ひいき)』はしていませんが、ArTreee(アーツリー)の特色として『他所ではできない事を積極的にやる!』と言うのはあります。この辺りが『贔屓(ひいき)感』に結果として繋がってしまったと、Carat’3では感じました。

Q:もっと即売会の色を増やしても良いのではないですか?

A:そうですね!この辺りの企画としては数年前から運営サイドで持ち上がっているものの、なかなか色濃く打ち出せていない状況が続いております。理由として『観てもらう』事を優先するディーラーさん、『売る(利益を出す)』事を優先するディーラーさん、…etc。色々な考え方の『販売の仕方』があるので、この辺りを調整しながら企画を練っております。これは否定的な意見ももちろんあるかと思いますが、あくまで個人的に耳にする事が多いのであえて書きました。特定の考え方を否定する意図はありません。

Q:障がい者に対して甘く、健常者には辛くあたっている気がする。

A:基本的な姿勢として『障がいのある方でも気軽に参加できるよう工夫する』と言うのはCarat’1から明確に志しているものではありますが、だからと言って健常者と呼ばれる方を蔑ろにするような考え方は運営サイドの誰1人として思っていません。身体的な障がいを持った方の観覧参加を想定して通路や卓スペースの取り方など工夫をしていますが、これは健常者と呼ばれる人たちにとっても有利になりますので、ここについてクレームが入った事は今まで一度もありません。障がい者の方=特権とも思っておりませんので、具体的にどういった事が健常者と呼ばれる方に辛くあたっているのかご連絡くださると助かります。

Q:具体的にこの界隈の盛り上げに貢献しているのはどういった所ですか?

A:2023年の中の人(あぶらみ)は非常に体調が悪く、心身共に疲れ切ってしまいました。これに輪をかけて身内間でのトラブルも相まって、結果としてほぼ貢献できていなかったと痛感しております。但し『あくまで個人の企画だから』と甘えていては新しい事だったり次に繋がる企画も立ち消えてしまいます。Caratの開催で生まれた絆や連帯感など、これらを活かす事が2023年はほぼできなかった事は過去の事と切り替えて、『できる事』以上の結果を出さねばならないと痛感しております。

Q:となモの劣化版だな、と感じました。

A:昨今、様々なイベントが立ち上がっていてとても良い傾向だと感じています。一方でデメリットが目立ち始めたとも感じています。ただ『劣化版』と言われるのは甚だ遺憾ではあります。となモさんにはとなモさんなりのポリシーや工夫の仕方、イベントに対する意義みたいなものがあると思います。実際に運営さんとも何度かお話しをしておりますが、イベントと言うのはただ人を集めて「さぁ、やるぞ!」と言って成就するものでもありません。人を集めてお金を取って「はい、やります!」で次に繋がるほど簡単ではありません。それはどんなイベントでも同じで、それぞれのColor(カラー)を打ち出したりして界隈に貢献しております。何よりArTreee中の人ことあぶらみは『優劣を付ける』事を一番毛嫌いしております。厳しい言い方で恐縮ですが、劣化版と感じてCaratに魅力を感じないのならどうぞとなモさんにお世話になってください。

Q:Caratが末永く、会場を2フロア使うくらいに!

A:会場を2フロア!?とんでもございません。目指す通過点はビッグサイトです!そして次は幕張メッセ1~8ホール貸し切り!です。その後は世界に羽ばたきます。これはCarat’1開催当時から言っているのですが、何も冗談や戯言でもなく本気で目指していますし実現可能だと思っています。WF開催の始まり地が都産貿だったことから、Caratも都産貿からスタートしております。応援ありがとうございます!

Q:会場内の卓配置や通路のスペースの取り方が素晴らしい!

A:前述の通り、障がいをお持ちの方でも観覧参加しやすいように工夫をしているのですが、おおよそ大体の展示会となると人が通路に滞留してしまって観たい作品が観れない状況を中の人が見て、あまりにも窮屈な思いをしたことからこのような配慮をさせて頂いております。お褒め頂きありがとうございます。

Q:美少女ガレージキットが多いと感じたので、もっと多ジャンルを!

A:この点についてはできうる限りの努力はしているのですが、結果として中の人の努力不足が伺えます。具体的な努力不足として『Caratに参加する意義』を明確に打ち出せておらず、その価値を提供できていない事だと感じています。何か妙案などありましたら是非ともご意見をください。

Q:積みガレージキット持ち寄り福引きイベントやりませんか?

A:大阪『大美ガ展(※いかささん主催)』さんがやっていましたね。とても素晴らしい企画で羨ましいと思いました。これは中の人のつまらない要らぬプライドなのですが、他所で既にやっている企画をやりたくない。正確に言えば『パクり企画』はやりたくないと言う想いがあります。せっかく他所で旗を振っている人の企画をマネすれば、その人の立場や想いを汚してしまうような感覚になってしまうのです。

Q:コンペ開催はどうでしょう?

A:恐らくコンペ開催は盛り上がると思いますが、率直に言って全ての参加者の方々に優劣を付けるようなコンペは開催しない方向性でいます。もちろん全ての参加者の方々が善意で結果を受け止めてくださると信じておりますが、例えばSNSのフォロワー数や経歴や職歴によっても左右される為、単純な『技術』や『魅せ方』などで優劣を付けたくないと言う想いがあります。何か別のかたちで開催できるよう練ってみます!ご意見ありがとうございます!

Q:100円でも良いから入場料を取ってみたらどうですか?

A:これは非常に難しい問題です。例えばプラモデルにしろガレージキットにしろ、購入した時点で所有権は購入者にあります。しかし、著作権や肖像権などについては版権元様のものですので、その著作物をお借りしての展示会となると「ウチのコンテンツを使わないで!」と言われかねません(他所にて過去に事例あり)。もちろん刑事的な罰を受ける可能性は低いとは思っておりますが、入場料を取らないのは展示会をやらせて頂いている立場でできる最低限の配慮ではないか?とも思っております。

Q:もう少し幅広く告知して頂けませんか?

A:はい、そのつもりでいます。言い訳になってしまいますが、前述の通り2023年の中の人は本当にズタボロでして、ロクな営業もできずにふわふわとした企画ばかり立ち上げるだけで告知や宣伝に力を割くことができませんでした。告知の件も含めて、最大限の努力ができたか?と問われれば否です。本当に申し訳ございません。

Q:海〇堂さんとかに手伝ってもらうのはNGなのですか?

A:WFを運営する会社さんですが、実はCarat’1の時にお声がけさせて頂き、何かしらの援助(X(旧Twitter)でのリポストなど軽度なもの)が得られないか掛け合ったのですが、模型界の第一線を行く企業様ですのでなかなか難しいようでした。

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